<スーパーの駐車場での事故について>
スーパーの駐車場内で、事故が起こったとき、自分と相手、
“両方に「過失」が適用”されます。
両方が走行中であれば、故意でないかぎり、どちらか一方が100%の過失となることはありません。
走行中であれば、例えば「バイクと車の事故」でも、1対9の割合で、バイク側が1割、
負担することになります。
●駐車場内での「物損事故」について
壊した物に対して「損害賠償金」を支払います。
車にぶつけたときには「修理代」を、駐車場の設備を壊した場合には「修理代」や「設備の購入費用」を支払います。
※警察を呼んで事故処理をしてもらわないと、
「保険」が適用されないので注意してください。
※「物損事故」でも、逃げた場合には、1年以下の懲役、
または10万円以下の罰金(反則金)、減点5点になります。
<駐車場内での事故を防ぐ方法>
○駐車場内では、徐行!
駐車場内は「徐行運転」が義務づけられています。
「徐行運転」とは、時速4キロ以下、ブレーキを踏めば、すぐ止まれる速度です。
駐車場内では、「歩行者」の動きが予想しづらいです。
大きな柱や駐停車している車が「死角」となっている所もあります。
突然、予想もしないところから「歩行者」が出てくるかもしれない、と、
注意を怠らないようにしましょう。
○駐車スペースに車を入れるとき
駐車スペースに車を入れるとき、車体をこする・ぶつけるなどの「物損事故」が発生しやすいです。
駐車するときは、落ち着いて左右と後方の確認をし、ゆっくりとハンドル操作をしましょう。
○「一時停止」表示、標識では、必ず「一時停止」!
ほとんどのスーパーの駐車場では(他の大型駐車場も)、停止の表示や標識が必ずあります。
駐車スペースを探すことに気をとられて、停止の表示を見落としたり、
歩行者や自転車を見落としたりしないようにしましょう。
○駐車場に「誘導係」の方がいたら、その指示に従いましょう!
駐車場内のトラブルや事故を未然に防ぐのが、「誘導係」の役目です。
必ず指示に従ってくださいね。