<福岡県の観光スポット「志賀島(しかのしま)」>
博多湾の入り口にある「志賀島」は、砂州により本土と陸続きになった島です。
志賀島への行き方は、
車・電車・バスで「海の中道(九州本土と志賀島をつなぐ砂州)」を通る<陸路のルート>
船で「博多ふ頭」から渡る<海路のルート>
があります。そして、
☆海が美しい「志賀島」
熱帯魚やタツノオトシゴたちを見ることができます。
サーフィン、海水浴ができます。夕日もきれいです。
☆厳かで神秘的な「志賀海神社(しかうみじんじゃ)」
「志賀海神社」は、
“海の守護神”をお祀りしている。
(「綿津見」は、海の神様のこと)
「志賀海神社」は、「海神の総本社」、「龍の都」とも呼ばれ、玄界灘の安全を見守る神様として、
地元住民から信仰されています。
体を清めてから鳥居をくぐりましょう。
1月の「歩射祭」、4月と11月の「山誉祭(やまほめさい)」、
2年毎の10月の「御神幸祭(ごしんこうさい)」は、
福岡県の<無形文化財>に指定されています。
「歩射祭」は、昔、志賀島で人や家畜に大きな危害を加えていた「土蜘蛛(つちぐも)」を8人の射手が退治したことに由来し、「護国豊穣」を祈願する行事。
「御神幸祭」は、秋祭りの行事。「おくんち」とも呼ばれます。
「博多祇園山笠より」前から行われていたといわれ、千年以上の歴史があると考えられています。
「志賀海神社」
「志賀島渡船場」から徒歩 約10分
※「志賀海神社」から徒歩で約14分(車で約4分)で、「潮見公園」に行けます。
☆潮見展望台
標高170メートルの山頂にある展望台からは、「海の中道」や「福岡市街地」を360度見渡せます。
博多湾を挟んで広がる福岡市街地の「夜景」は、デートスポットとしてもお勧めです。
問い合わせ先 TEL 092-645-1058(東区役所 維持管理課)
☆金印公園
(平成29年10月まで再整備工事に伴い、全面閉鎖)
1784年に、志賀島で「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」と記された
純金製の<金印>が発掘されました。
金印は西暦57年に日本に伝わったといわれています。教科書で記憶されている方も多いでしょう。
金印が発見されたといわれる場所に作られたのが「金印公園」。
「志賀海神社」から徒歩で約23分、車で約4分のところにあります。
島内には金印だけでなく、「万葉歌碑」も点在しており、歴史を感じられます。
※金印公園は再整備工事のため、10月の開園(予定)まで入れません。
※発見された金印は「国宝」に指定されているので、「福岡市博物館」に展示されています。
☆”金印ドック”(ホットドック)
志賀島へ車で行かれる方は、「海ノ中道」から志賀島へ向かう道路沿いの空き地に、船の形をした
“移動販売店”「やすらぎ丸」があるので、立ち寄ってみてください。
イカのフライとビーフステーキが交互に挟んである、美味しい”ホットドッグ”を食べることができます。
「やすらぎ丸」
☆金印の湯
“金印の湯”は、「休暇村志賀島」にあります。
島唯一の「天然温泉」です。日帰りで利用することもできます。
露天風呂から玄界灘を見渡すことができます。
晴れの日には、玄界灘に沈む夕日に癒されます。
☆サイクリングロード
カフェ兼”レンタルサイクルショップ”があります。
島の周りは一周が12kmほどです。
島の外周は起伏がなく、爽やかなサイクリングロードです。
夕暮れ時には、青から変化していく海と空の色を眺められます。
☆ “金印カレー”
「金印スパイス」(志賀島オリジナル調合)を使用して、島内の8店舗が趣向を凝らしたカレーを提供しています。
海を眺めながら食べるカレーの味は格別です!
◇たくさん楽しみどころのある「志賀島」、ぜひ訪れてみてください!◇
[写真提供:福岡市&撮影者:Fumio Hashimoto氏]