中古車を買う時に納める税金
自動車の取得税は、取得価格が50万円以上の車両について納める。
取得価格が「50万円」を下まわる車は免税で、納める必要がない。
取得価格は中古車の「残価率」に基づいて決められ、売買される中古車の価格とは異なる。
登録の”翌月から年度末（3月）まで”の税額を月割りで納める。3月に登録した時は納税せず、4月に郵送される納税通知に従って納める。
軽自動車税は小額なので、届け出（軽自動車は登録ではなく届け出になる）を行った「翌年度」から納める。（届け出時に納める必要はない。）
ただし車検期間を満了した（車検切れの）中古車を購入し、改めて車検を取り直す時は、次に
車検を受ける時までの重量税を納める。
中古車を買う時に納める「自賠責保険料」と「リサイクル料金」
1年後に車検期間が満了する車を購入する場合は、1年分を支払うことになる。
リサイクル料金は、メーカー・車種・エアコンやエアバッグなどの装備品によって料金が異なる。おおよそ7,000～18,000円程度。
販売店の「代行手数料」
複数の項目を設けて、多額の「法定外諸費用」を徴収するケースもあるので注意が必要。
仮に中古車の価格が安くても、「法定外諸費用」が高額になると、当然、高い買い物になってしまう。
諸費用の比較を行い、さらに明細をしっかりと販売店に確認した上で、購入する中古車を決めるとトラブルを避けやすい。
車検の残存期間のない、車検切れの車を購入すると、車両価格に加えて車検費用も上乗せされる。
中には、乗用車で2年分の「自動車重量税」と「自賠責保険料」も含まれるから、車検期間は長くなるが、諸費用が大幅に高まってしまう。
逆に車検期間が残っている車であれば、車検費用を節約できるメリットがある。
