太宰府天満宮
学問の神様として有名な「菅原道真公」を祀る、福岡県の太宰府天満宮。
梅の季節や七五三、受験シーズン、初詣等、観光シーズンには、太宰府周辺の主要道路はもちろん、脇道まで混み合い、大変な賑わいとなります。
毎年、初詣には、全国から200万人以上の参詣者が訪れるといわれています。平日でも観光客は多く、大道芸や盆栽などの展示会も催されています。
ところが、境内の一番奥にある小道を山の方へ進むと、ぐっと人通りが少なくなります。
風の音や鳥の鳴き声が聞こえるほどです。
その先の階段を上っていくと、静かに佇む「天開稲荷」が見えてきます。
「天開稲荷」は、九州最古の稲荷神社とも言われています。せっかくなら、足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
また太宰府天満宮といえば、梅。6000本の梅が咲く頃になると境内は観光客で絶えません。
道真は京都にいた頃から、庭の梅をこよなく愛していました。
そんな道真を慕い、京都から飛んで来たという梅の木があるそうですよ。
太宰府天満宮の梅は、開花期間は例年約1.5カ月。その時期は1月上旬頃~3月中旬頃です。