<福岡県のお土産、「きみしゃんいりこ」紹介>
「きみしゃんいりこ」は、 福岡県在住の”きみこさん”が作っている商品です。
元々は、 福岡県・遠賀郡・芦屋町の漁師さんが、「つまみ」で食べていたものを、
きみこさんが進化させて商品化しました。
○きみこさん紹介
きみこさんは、若い頃は理容師で、23歳で自分のお店を持ちました。
ですが、20年続けていくうちに腱鞘炎(けんしょうえん)にかかってしまいました。
そのときのお客さんの中に、料亭のご主人がいて、きみこさんに
「料亭を誰か親しい人に譲りたい」という話をされたそうです。
そこで、きみこさんは思い切った転身を決意! 43歳で料亭の女将(おかみ)になりました。
○奇跡の鍋!
きみこさんが女将になって、旅館は大繁盛していましたが、2012年、火災で全焼してしまいます。
全てが真っ黒な現場の中で、きみこさんは”燃えなかった大鍋”、焦げさえついていない鍋を発見します。
きみこさんは、天から「がんばれ!!」と励まされたように感じました。
そして旅館のお客さんに好評だった「いりこの佃煮(つくだに)」を、この大鍋で作ろうと決心します。
こうして数年前、
「きみしゃんいりこ」を芦屋町で発売し始めると、「絶品だ!」と口コミで評判が高まりました。
火事にあったにも関わらず、きれいに見つかった”奇跡の大鍋”、
その鍋で作る「きみしゃんいりこ」は、<芦屋町の奇跡の新名物>として
全国進出することになりました。
○「きみしゃんいりこ」の作り方
“奇跡の大鍋”に、
老舗の醤油、砂糖、ゴマ、一味などを加熱しながら混ぜ、「いりこ」を投入して丁寧にからめます。
「いりこ」は、瀬戸内海産や玄界灘などから取り寄せたもの。
「きみしゃんいりこ」の手作りの美味しさに魅かれて、
遠くから車でわざわざ買いにくるお客さんもいるとか。
「きみしゃんいりこ」はカルシウムたっぷり!