<男性に人気の「軽自動車」>
今や新車販売の4割を占める「軽自動車」。
☆男性が「軽自動車」を積極的に買うようになってきている?
近年、男性が「軽自動車」を”ファースト・カー”として買うケースが増えてきています。
特に20代から30代にかけて支持を受けている「軽自動車」ですが、”定年後”に買う車としても人気があるようです。
過去にはあまり男性に受け入れられなかった「軽自動車」が、近年なぜ受け入れられるようになったのでしょうか?
過去においては「軽自動車」というと、
であり、どちらかというと”消極的理由から選ばれる車”という位置づけでした。
これは「普通車」と比べると、「軽自動車」は小さくチープな印象を与えており、男性にとっては”できるだけ乗りたくない車”に位置づけられていたようです。
☆「ムーヴ」と「ワゴンR」が「軽自動車」のイメージを変えた?
過去に「軽自動車」は”我慢の車”であったわけですが、2000年代に入ってから「ダイハツ・ムーヴ」と「スズキ・ワゴンR」が状況を変えました。
当時の「ムーヴ」や「ワゴンR」は、まだまだ広いとは言いがたいものの、生活に利用する分には問題ないほどの広さになりました。
その秘訣は、“全高を高くする”ことで室内空間を広く取ることができるというアイディアでした。
現在はその流れがさらに加速して、全高が1700mm以上の「軽自動車」が出てきています。
こうなると「軽自動車」でも、部分的には「コンパクトカー」よりも広く感じることがあり、日常利用については全く問題がなくなりました。
さらに、外観もオシャレな車が登場して、特に”特別仕様車”や”カスタムモデル”などは、デザインも凝っている車が多いです。
ということで、「軽自動車」は”我慢の車”から”日常の車”へ、そして「コンパクトカー」と変わらない状況になったことで、男性からも積極的に選択されるようになったのです。
☆「軽自動車」を大きく分けると、3つのタイプに!
・スーパーハイト
・ハイトワゴン
・スタンダード
近年では「軽トールワゴン」や「ハイトワゴン」と呼ばれる”車高の高い”「ミニバンタイプ」の「軽自動車」が人気です。
「スーパーハイト」や「ハイトワゴン」と呼ばれる「軽自動車」は、《車両全高が1700mm(1.7m)以上》のもののことを言います。
人気の”全高1700mm”以上の「軽自動車」をいくつかあげると、「ホンダ・NBOX(1770mm)」、「ダイハツ・タント(1750mm)」、「スズキ・スペーシア(1735mm)」、などです。
しかし「スーパーハイト」や「ハイトワゴン」は、車高が高い分、価格も割高になっています。
ですが、高さがある分、室内が広く感じ、背の高い男性でもゆとりを感じます
☆男性目線で「軽自動車」を選ぶときのポイント
外観については、やはり男性としては車でデートに出かけたときのことを考え、自分の目から見てダサすぎるのは選ばないようにするでしょう。
乗り心地では男性の場合、どちらかというと”運転のフィーリング”が優先されやすいようです。
試乗で非力に感じたときは、”ターボ搭載車”の購入を検討する人もいるようです。
積載量は、キャンプなどアクティブに活動する方にはとても重要なポイントです。
「シートアレンジ」(後部座席を倒すなど)によって、荷物を置くスペースを確保できる車を選ぶ人が多いです。
“搭乗人数”に関しては、「軽自動車」は普通車と異なり、どんなに室内が広くなっても、「定員は「大人が4人」というのは変わりません。
男性自身も含めて、主に乗る人が4人以下という場合に考慮されているようです。
(「11歳以下の”子どもは、3人で大人2人分”」なので、定員が5人になっても困らない場合もありますが、“シートベルトの数は4つ”なので、安全上、お勧めできません。)
現在の「軽自動車」は、”車体価格”が「コンパクトカー」と同等か、それよりも高くつくことがあります。
使いやすさは「コンパクトカー」以上、税金などについては「普通車」より優遇となれば、当然、「軽自動車」を選ぶ人が多くなります。
ですが、「普通車」であっても”中古”で買えば安く手に入り、”総支出面”で考えると、実は「普通車」のほうが安上がり、というケースも少なくありません。
男性も、車体価格と維持費をよくよく検討して、「軽自動車」がお得となったら購入を考えるようです。
家族持ちであれば、特に”スライドドア”があるかどうかも重要なポイントです。
子どもの乗り降りの際にはとても重宝するので、男性でも選ぶ基準にしているようです。
☆男性に大人気の「スーパーハイト・タイプ」の価格
このタイプは全高が《1700mm~1800mm》という背の高い「軽自動車」を指します。
価格帯は130万円~140万円と「コンパクトカー」と同等となっています。
2015年初頭には「ダイハツ・ウェイク」がリリースされました。
「コンパクトカー」と横に並んだ場合には、どちらが「軽自動車」かわからないほどの大きさになっていて驚かれました。