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アイドリングストップのメリット・デメリット

最近の新しい車種に搭載されている、「アイドリングストップ」について、メリットデメリットを調べてみました。一見、環境配慮・燃費向上とメリットばかり目立っていますが、実はデメリットもあるのをご存知ですか?その実態を比較してみてください。

そもそもアイドリングストップとは?

車のエンジンが掛かっている状態で停止している事をアイドリングといいます。走行しなくてもエンジンが動いているため「排気ガス」が発生します。この停止時の排気ガス(CO2)排出を低減させるために推奨されているのが「アイドリングストップ」になります。簡単にいうと「信号待ちなどで、エンジンをを切るようにしてくださいね!」という推奨ルールです。ちなみに5秒以上停止する際に、排出ガスの低減の効果が現れると言われています。しかし、実際には車外に出る際にエンジンを切ることはありますが、信号待ちなどの時にエンジンを細かく切るというのは非現実的ですよね。信号待ちであれば逆に危険ということもあります。そこで登場したのが、自動アイドリングストップです。

アイドリングストップのメリット

自動アイドリングストップを導入することによって、環境配慮・維持費削減につながると言われています。

♦排出ガスの抑止

エンジンをOFFにしているため、排気ガスの低減につながります。

♦燃料の節約

アイドリング時に消費する燃料(10分間で約0.14L)の削減につながると言われています。

アイドリングストップのデメリット

反対に、自動アイドリングストップを利用する中でのデメリットもあるのが実態です。

♦バッテリーの消耗が早い

アイドリングストップでは何度もエンジンのON/OFFを繰り返すため、エンジンを始動させるためのセルモーターを稼働させるために電力を多く消費します。その始動を何度も繰り返すアイドリングストップではバッテリーの消耗が激しい為、交換のタイミングが早まる傾向にあります。

♦エアコンの問題

アイドリングストップ中にはエンジンをOFFにしてるので、もちろんエアコンは動きません。夏場のアイドリングストップは過酷な時間を過ごしてしまうかもしれません。自動アイドリングストップではその点を配慮してかエンジンをOFF時に送風に切り替わるようになっています。

上手なアイドリングストップの活用

5秒以内でのアイドリングストップをした場合では停止時の燃費消費時よりもエンジン起動時の燃料消費が上回ってしまいます。そのため、短時間の停止の際にはアイドリングストップを使わない方が燃費がいいという結論になります。渋滞で少し動くなど5秒以内に車を動かすタイミングは日常どこにでもあるシーンなので、現実的な結果として、トータルで見た場合に、メリットに記載をした程の燃料費削減まで繋がらない場合もあるようです。

♦効果を感じにくい時

アイドリングストップ キャンセル」ボタンが付いています。デメリットと感じた時には一度キャンセルを行う事をおすすめ致します。

ポイント

環境への配慮をすると、アイドリングストップはたしかに排気ガス削減には有効な策です。上手に自動アイドリングストップの機能を利用しながら、環境に優しい運転を心がけたドライブをみなさんも心がけてみて下さい。燃費を向上させる運転!少しの工夫でガソリン代を節約

♦アクセルの踏み込みは控えめに

♦停車の時は早めにアクセルを離す

♦一定の速度で運転する

♦5秒以上の停止はアイドリングストップ

♦荷物を積み過ぎない

♦渋滞を避ける

♦ガソリンを満タンにしない

♦空気圧のチェック

♦こまめなオイル交換

燃費は運転の仕方を少し工夫するだけで大幅に変わってきます。一つ一つの効果は僅かでも、長い目で見ると想像以上の節約につながるので実践しましょう。エコ運転をこころがければ燃費プラス10%も夢ではありません。

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