<「関門トンネル”人道”」について>
本州・山口県(下関)と九州・福岡(門司)の間に広がっているのが”関門(かんもん)海峡”。
この”関門海峡”をつなぐのが「関門橋」です。
海面から橋まで、高さ61m。下から見上げると圧巻です。
関門海峡では、大小さまざまな船舶が、頻繁に通り過ぎていきます。
海沿いでは、橋を見上げたり船を見たり、ゆったりした時間が過ごせます。
☆「関門橋」
「関門橋」は、1973(昭和48)年11月14日に開通しました。
開通当時、1,038mという長さは日本一でした。
★地下トンネル「関門海峡人道」
“関門海峡”の地下にはトンネルがあり、このトンネルで海峡を渡ることができるのです。
それも、乗り物用のトンネルとは別に、“歩行者専用のトンネル”があるのです!
(自転車やバイクも、“手押し”であれば、20円で人用のトンネルに入れます)
歩行者専用トンネルである「関門海峡人道」は、“無料”です。
地元の人たちの散歩コースとして親しまれています。
下関から出発するときは、観光施設「カモンワーフ」からスタートすると、
新鮮な海産物を味わえる「唐戸市場」があったりと、
徒歩15分かけて「トンネル入り口」に到着するまでに腹ごしらえができます。
「カモンワーフ」のすぐ近くには、観光名所の「赤間神宮」があります。
海沿いの歩道は広く、関門海峡と関門橋を楽しみながら歩けます。
※「大型船」が関門橋をくぐって航行する様子を見たい場合は、
海上保安庁「関門海峡海上交通センター」のウェブサイトで、いつ航行するか確認することができます。
「関門海峡人道」
通行可能時間は6:00~22:00
入り口には「関門プラザ」が併設されています。
「関門プラザ」には、「関門橋」や「関門国道トンネル」についての構造・建設時の写真、模型など、
貴重な資料が展示されています。
手前に「自転車・原付」の料金箱(20円)があります。
エレベーターに乗ったら<地下>ボタンを押してください!
地下55mに下りていきます。
エレベーターを降りるとホールがあって、その先にいよいよ歩行者専用の「人道」があります。
“「国道路線案内」標識”(逆三角形の青の標識。国道2号線)もあります。
トンネルは車道と二層構造(車道が上)になっていて、「人道」も”国道”扱いです!
ゆるやかな高低差があるトンネル内の壁には、魚のイラストが描かれています。
しばらく歩くと、路面に文字が見えてきます。
“山口県”と”福岡県”の[県境]が示されています(トンネルの最深部58m地点)。
そこをまたぐと「福岡県」です!
今度は、福岡県からの関門海峡の眺望をお楽しみください!
◎「関門TOPPA!記念証」
山口県側の地下エレベーターを降りたところにあるホールでは、[専用用紙]が用意してあり、
それに記念スタンプを押すことができます。
そのスタンプは半分です。
福岡県側の出口で、もう一度スタンプを押すことで完成し、「関門TOPPA!記念証」となります。