今回は浪岡 智がスリップ事故の防止のポイントを解説します。
首都高速道路株式会社の調査によると、雨天時は晴天時の約4倍事故が起こりやすく
なっているそうです。
雨天時の事故の原因は、スリップ事故と視界不良による事故の2パターンが多くなっているようです。
雨の降り始めは、路面に埃などが浮き上がって滑りやすくなるので注意しなければなりません。
雨天時に起こりやすいスリップ事故で最も多いのが速度オーバーが原因だそうです。
雨が降っていない時と同じようなスピードの感覚でカーブに入ると、タイヤが横滑りしてコントロールが
利かなくなって、接触事故などに至る可能性が高くなり、直線でも水たまりなどで速度の出しすぎで、
スリップ事故につながることもあります。
雨天時は速度を控えて走行して、車間距離をじゅうぶんに取ることも大切になります。
前の車が減速した時に雨が降ってない状況の時のような感覚でブレーキを踏むとスリップする危険性が
あるからです。
雨天時は制動距離が長くなる傾向があるので、注意しましょう。
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